魚を食べてDHA摂取は危険?DHAサプリを飲む意味やメリットとは?

DHAサプリは、主に魚の油をもとにして作られるサプリメントです。しかしこれを飲むことにはどんなメリットがあるのでしょう。普通に魚を食べるのではいけないのでしょうか。

「DHAサプリを食べるメリットを知りたい」
「飲んでも意味がないのなら購入を見送りたい」

そんな方も多いでしょう。そこで当記事ではDHAサプリを飲む意味やメリット、魚食ではなぜいけないのか、その理由をご説明したいと思います。

DHAサプリを飲む意味やメリットとは?

血流サラサラをサポート

DHAサプリに含まれるDHA、EPAには血液をサラサラにするのをサポートする働きがあります。

日頃油っこいものばかり食べて血液ドロドロ……その状態を放っておくと動脈硬化や高血圧症などの生活習慣病リスクが高くなってしまいます。それを日常的に予防するのに役立つのがDHAサプリなのです。

最近そういえば食事が偏っている気がする、健康診断で引っかかったことがある、そんな方にはDHAサプリが本当におすすめ。体を内側から変えていくのを助けてくれるんですね。

認知機能改善も?

まだ完全に証明されたわけではないのですが、DHAは認知機能の改善をサポートするとも言われています。

体内に取り込まれたDHAは血の流れに乗って脳まで運搬されていくのですが、脳の入口には「血液脳関門」という不要物をこしとるザルのようなものがあり、DHAはそこを通過し脳に到達できる数少ない成分のうちの一つなのです。

関門を突破したDHAは海馬へと集められます。その後の働きについてはまだ不明な部分も多いのですが、人間の脳にDHAが含まれることは明らかとなっており、認知機能に関与している可能性もゼロではありません。だから「魚を食べると頭がよくなる」と言われるわけですね。

DHAと認知機能の関連性が完全に明らかとはなっていない以上、DHAが認知機能に関与し、摂取によって認知機能が向上すると言うことはできません。

しかし関与している可能性もゼロとは言い切れないのです。DHAサプリを飲むことは、認知機能向上の「可能性を買う」ことである、そんな発想もありなのではないでしょうか。

中性脂肪を減らす

DHA&EPAには、中性脂肪を減らすのを助ける働きのあることがわかっています。食事で摂取したエネルギーが消費しきれなかったとき、人間の体はその余ったぶんを中性脂肪として肝臓や細胞脂肪に蓄えます。

DHAとEPAは、脂質の生産をおだやかにしたり、脂肪酸の分解をサポートしたりするので、食べすぎ、飲みすぎで中性脂肪の高い方には、ぜひ積極的に摂っていただきたい成分なのです。

魚を食べるのはダメ?

DHAは魚の油に含まれる成分。魚の油が時間が経ってもサラサラとしているのは、DHAやEPAのおかげなのです。

しかしもし魚にDHAが含まれているのなら、魚を食べればいいじゃないか、そう思う方もいらっしゃるでしょう。これはまったくその通り。

しかしながら、魚食にも特有のデメリットがあり、サプリはそれを補えるという点で、選択肢として捨てがたいんですね。では魚食のデメリットとは何か。ずばり「水銀」です。

水銀は水俣病の原因にもなった有害物質で、摂りすぎると体調不良を引き起こす可能性があります。

マグロやクジラなど、海の食物連鎖の上位にいる魚は、小さな魚を食べ続けることでその体内に水銀を蓄積していきます。魚を食べるとき、私たちはその水銀を体内に取り入れているんですね。

日本生協連によれば、マグロなどの魚を食べる量は「週におおむね100~200g」に留めるのが望ましいとのことです。妊婦さんの場合はより注意しなければなりません。赤ちゃんは自力で水銀を排出することができないからです。

DHAサプリメントは、魚の油の濾過を行ったり、水銀汚染リスクの低い魚を原料としたりしているため、水銀を過剰に摂取してしまう危険性はほとんどなく、安全です。

魚食にもサプリメントにも、それぞれメリット、デメリットがあるんですね。